オペラ歌手の悩み相談 発声

どちらの声楽指導者が正しい?!

オペラ歌手によるお悩み相談コーナーです。

相談者
相談:どちらの声楽指導者が正しい?!
shingo
結論:師事する先生の両方が正しい。

今回取り上げたお悩みの詳細は
「事情があって声楽の先生二人に師事していますが、先生方の見解が違っていて迷っています。声楽の練習は”発声”と”表現”のどちらを優先して習得を目指すべきですか?」(匿名Aさん)
師事している先生の両方が正しいと思われますので
「どちらも信じてトライすれば上達します!」
Aさんの悩みは”にわとりが先か卵が先か”というような話になり、おそらく正解を求めるのは難しいです。
二人の先生がたが「発声」と「表現」を分けて教えてくださっているのであれば、Aさんは声楽を習得をするベストな環境にいるのかもしれません。
実際にイタリアでは発声テクニックの先生と音楽表現の先生の両方に師事することも珍しくないです。
両先生を信じて、両テクニックを必死に吸収すると良いでしょう。
ただし、先生の前で「向こうの先生はこう言ってるから…等のセリフは禁止」ですね。
レッスンでは、目の前にいる先生を信じて頑張ってください。
自宅練習では、今どちらのテクニックの練習をしているかを考えながら練習してください。
いずれ両方が融合される時、素晴らしい結果が生まれると思いますよ。
応援しています。

それでは、良い歌を!

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